今回のお客様はお隣の町のとある企業様。
ドアがガタついていてピタッと締まらなくなって
困っているとのことでした。
写真の通り、少しずれているの分かりますか?
確かにドアの締りが悪く、これでは施錠・解錠も大変。
こちらの症状=原因は、
フロアヒンジの経年劣化や腐食によるものです。
こちらが〝フロアヒンジ〟と呼ばれる所です。
皆さんも何気なく見たことあると思われます。
既存で使用されていたのは、
〝NewSter HS-222〟ですが…
こちらは廃盤になっているので、
取替用フロアヒンジの〝HS-522CHP〟をご用意!
例えば…〇十年前の部品なんだけど…と、
半分諦めモードのお客様もいらっしゃいますが、
御心配には及びません。
メーカーではきちんと代替品や汎用品を用意している
ケースがほとんどです。
そんな時でもお探ししますので、ご安心ください。
実際の工事の写真が3枚あります。
フロアヒンジはステンレスプレート(薄い銀色の板)をはずすと
中に部品が入っています。
ボックスのような形状なので、ちょっと床タイルを
削る作業もありました。
ボックスをアンカー溶接で固定し
水平器を乗せ、平らであることを確認し、
モルタルで補修して周辺をきれいにします。
ここで終わりではありません!
扉を取付し、立て付け調整、
扉が傾いているとうまく締まりません。
フロアヒンジの速度調整、
早すぎても~遅すぎてもNGです。
半日ほどかかりましたが、もとのぴったりとしまる
状態に戻り、使い勝手の良い玄関に元通り。
補修・修繕についてもお気軽にご相談ください。
症状の原因追究をし、ご使用に見合った部品を
調達➡修繕致します!