お客様より、「玄関取替」のご相談を受けお伺い。
こちらの玄関引戸は開閉にコツがあり、
普段は使用していないとの事でした。
勝手口にも玄関引戸があるので普段はそちらから出入りされているとの事です。

アルミサッシが出始めたころのサッシですね！
「アルミ建具」と呼ばれていた頃のサッシです。
枠は縦と上のみがアルミで、下はレールのみを木製土台に釘で留めてあります。
巾寸法が「昔間」とか「関西間」と呼ばれるモジュール寸法で柱内寸法が3640㎜と最近のモジュール寸法の3510㎜より大きくなってます。
高さも2100㎜（7尺）と大きいです。
おそらく…ですが、アルミ建具の前は木製建具の玄関だったと思われます。

元々交換ご希望でしたので、ご提案内容もサクサクと決まり、ドアリモ玄関引戸での工事となりました。
高さは制作可能寸法の最大寸法で手配、
工事は大工さんと二人で土台の加工（下枠が内部のタイル面より高くならないように）から、約3時間程かかりましたが、加工終了後は順調に進み夕方には終了致しました。。
ドアリモは本来既存のアルミ枠にカバー工法での取付ですが、今回は既存枠を撤去して柱と鴨居、敷居に取付しております。