フロアヒンジ交換前後の様子
ドアが擦れて開閉が困難とのお問合せを頂きました。
現地でフロアヒンジのカバーを外すと…
中は錆だらけ…
フロアヒンジボックス(ケース)がすっかり腐食して調整できる状態ではありませんでした。
ボックスの下部も腐食して高さもズレているようです。
高さがずれていることが原因で、ドアが枠に擦っていたようです。
確かにこの状態ではドアの開閉も大変かと思います
状況をご説明し、交換のご要望を頂きましたので、
さっそく代替品を取り寄せてボックスごと交換です。
①扉を取り外します
②フロアヒンジ本体を取り出します
③ボックスの撤去に必要なタイルを切断
④ハツリながら撤去です
⑤新規ボックスを設置
⑥溶接アンカーをコンクリートに打ち込んで
溶接固定します
⑦扉を吊り込んで建付けを確認
⑧OKならモルタル補修を行い完了!
作業は、一人で朝から午後3時頃までかかりました。
そもそもフロアヒンジについてですが…
ドア(開き戸)の軸側の床に埋込んで、
・ドアの荷重を支える
・開けられたドアを適切なスピードで、ソフトに確実に閉める
・ドアの閉じるスピードを調整出来る
という装置です。店舗や事務所などで活躍しているケースが多いですね!
出入りが多い = 利用頻度が高い 場合だと、開け閉めするたびにギギッ~と異音がしたり、ドアが重く感じたり…と
微調整が必要になるケースがあります。
もし、こちらの記事をご覧になって当てはまるようなことがございましたらご連絡ください!
今回の企業様は「フロアヒンジの交換」の工事と至りましたが、軽度の状態でしたら調整のみで解決するかもしれません!